まずはチェックしてみましょう!
ハツラツさんタイプ
定年してから始めたランニング。運動後に飲む一杯が楽しみ。大きな病気をしたこともないし、同年代の中では動けるほうだと思う……。
ハツラツさんタイプ
年を重ねると自分でも気づかないうちに体力が落ちていたり、筋力が弱くなってしまっていたりすることがありますよね。心臓や腎臓、肝臓などの臓器も同様に、いつの間にか力が弱ってしまい、機能が低下したり、障害を起こしてしまったり、炎症になりやすくなったりします。年齢に逆らうことはできませんが、塩分を摂りすぎないように注意する、標準体重を維持する、お酒を飲みすぎない、禁煙するなど、健康な生活を心がけることが大切です。
これから意識してみましょう!
無理のない運動習慣とバランスのとれた食事を心がけ、
家族や友人と一緒に健康な生活を楽しめるとよいですね。
- 塩分の摂りすぎに注意
- 食材は新鮮なうちに
- 水分はたくさん摂る
- 飲酒はたしなむ程度に
- できれば禁煙する
- 十分な休息を
検査値で気になることがあったら?
かかりつけ医や近くの病院、薬局などで受診・相談してみましょう。
※現在通院・治療中の方は、必ず主治医の指示に従ってください。
なお、病院や施設によっては基準範囲が異なることがあります。
また、基準範囲から外れていても病気の診断ができるわけではありません。
ほっそりさんタイプ
スタイルがいいねと言われるのが嬉しくて、最近炭水化物抜きダイエットを始めた。健康診断ではとにかく体重が気になる……。
ほっそりさんタイプ
過度なダイエットを続けている人や、食べ物の好き嫌いが多い人は、栄養状態が悪くなり、体調を崩しやすくなったり、貧血やめまいを起こしやすくなったりします。また、骨がもろくなる、筋肉が落ちるなどの問題や、女性の月経や妊娠への影響も起こる可能性があります。体型にかかわらず、栄養が偏ったり、加齢によって筋力や消化機能が低下したりすると、低栄養状態になってしまうことがあるので、老若男女を問わずバランスのとれた食事が大切です。
これから意識してみましょう!
元気なからだは美味しい食事から。
バランスのよい食事は肌荒れや便秘の改善にもつながりますよ。
- 朝昼晩、3食しっかりと
- バランスのよい食生活を
- 家族や友人との
食事の時間を楽しんで - できれば自炊に
- 喫煙や飲酒は控えめに
- 何事も無理をしすぎない
検査値で気になることがあったら?
かかりつけ医や近くの病院、薬局などで受診・相談してみましょう。
※現在通院・治療中の方は、必ず主治医の指示に従ってください。
なお、病院や施設によっては基準範囲が異なることがあります。
また、基準範囲から外れていても病気の診断ができるわけではありません。
がんばりさんタイプ
毎日朝早くから夜遅くまで働いている。最近お腹が出てきたと言われるが、健康診断で指摘されたことはないし……。
がんばりさんタイプ
肥満や高血圧の状態が続くと、動脈硬化を招いて心筋梗塞や脳卒中を引き起こす原因に。食べすぎや飲みすぎだけでなく、喫煙や加齢も病気の原因になり得るので注意が必要です。また、外食や飲み会、コンビニのお弁当などは味つけの濃いものが多く、どうしても栄養バランスが偏りがちです。なるべく野菜中心のメニューを選ぶ、通勤は意識して歩くようにするなど、今日から少しずつ生活を見直してみると、健康への近道になりますよ。
これから意識してみましょう!
毎日忙しいと、からだのことは後回しになりがち。
できることからひとつずつ、心がけるようにしてみましょう。
- まずは禁煙から
- 腹八分目を意識して
- 食事の際にはサラダも追加
- 調味料は控えめに
- 飲みすぎに注意
- なるべく階段を使う
検査値で気になることがあったら?
かかりつけ医や近くの病院、薬局などで受診・相談してみましょう。
※現在通院・治療中の方は、必ず主治医の指示に従ってください。
なお、病院や施設によっては基準範囲が異なることがあります。
また、基準範囲から外れていても病気の診断ができるわけではありません。
モグモグさんタイプ
大好物のラーメンがやめられない。長らく体重計には乗っていないし、健康診断を受ける機会もほとんどない……。
モグモグさんタイプ
さまざまな要因により、血糖値が高い状態が続いてしまう人は糖尿病の可能性があります。もともとの体質に加え、肥満や食べすぎ、生活習慣の乱れ、過度なストレス、加齢なども糖尿病の誘因になります。間食を控える、夜寝る前には食べない、よく噛んで食べるなど、生活リズムや食べ方を変えるだけでも効果があります。糖尿病は症状が目に見えにくく、知らない間にひどくなったり、さまざまな合併症の原因になったりすることもあるので、定期的な健診の機会をもちましょう。
これから意識してみましょう!
バランスのよい食事と適度な運動を心がけましょう。
検査値を比較できるように、結果を保存しておくのもおすすめです。
- 間食、寝る前の
食事はしない - コンビニのお弁当や外食は控えめに
- よく噛んでゆっくり食べる
- カロリーを確認する
- 日常生活の中で体を動かす
- 飲み物はジュースではなくお茶か水に
検査値で気になることがあったら?
かかりつけ医や近くの病院、薬局などで受診・相談してみましょう。
※現在通院・治療中の方は、必ず主治医の指示に従ってください。
なお、病院や施設によっては基準範囲が異なることがあります。
また、基準範囲から外れていても病気の診断ができるわけではありません。
検査値早見表
参考:公益社団法人 日本臨床検査標準協議会「日本における主要な臨床検査項目の共用基準範囲 ー解説と利用の手引きー JCCLS共用基準範囲」
参考:公益社団法人 日本臨床検査標準協議会「日本における主要な臨床検査項目の共用基準範囲 ー解説と利用の手引きー JCCLS共用基準範囲」