お薬と病気のなるほどライブラリ
正しい服用していますか?
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点眼・点鼻・坐薬の使用方法
点眼薬の使用方法
![ポイント1-目に雑菌が入らないように手を十分に洗いましょう](../../img/guide/drops/drops1.png)
眼に雑菌が入らないように、点眼薬をさす前に十分に手を洗いましょう。
![ポイント2-点眼後は1〜2分程眼をつぶっておきましょう](../../img/guide/drops/drops2.png)
眼球を押さえないように指で下まぶたを軽く引き、容器の先が眼やまつげに触れないように点眼しましょう。
![ポイント3-指や容器の先が眼やまつげに触れない様に点眼しましょう](../../img/guide/drops/drops3.png)
点眼後は静かに眼を閉じて、そのまま1〜2分程度眼をつぶっておき、眼から流れ出た点眼薬は、清潔なガーゼやティッシュで拭き取りましょう。お薬によっては洗い流したほうがよい場合もあります。
特に指示がない場合は、どちらから使用しても構いませんが、それぞれの用法・用量は守るようにしましょう。
点鼻薬の使用方法
![ポイント1-点鼻薬を使う前には鼻をかんでおきましょう。](../../img/guide/drops/drops4.png)
点鼻薬を使う前には鼻をかんでおきましょう。
![ポイント2-キャップをはずし、容器を矢印の方向によく振りましょう。※ 薬によっては振ってはいけないものもあります。](../../img/guide/drops/drops5.png)
キャップをはずし、容器を矢印の方向によく振りましょう。※薬によっては振ってはいけないものもあります。
![ポイント3-頭をうつむき加減にし、片方の鼻の穴をふさぎ、もう一方の鼻の穴に容器の先を立てて入れ、息を軽く吸いながら噴霧しましょう。もう一方の鼻にも同じようにしてください。](../../img/guide/drops/drops6.png)
頭をうつむき加減にし、片方の鼻の穴をふさぎ、もう一方の鼻の穴に容器の先を立てて入れ、息を軽く吸いながら噴霧しましょう。
もう一方の鼻にも同じようにしてください。
![ポイント4-薬を鼻に入れた後は、薬を鼻の奥まで行きわたらせるために、数秒間上を向いて、鼻からゆっくり呼吸をしましょう。](../../img/guide/drops/drops7.png)
薬を鼻に入れた後は、薬を鼻の奥まで行きわたらせるために、数秒間上を向いて、鼻からゆっくり呼吸をしましょう。
![ポイント5-使用後は容器の先端をきれいなガーゼなどで拭き取り、必ずキャップをしましょう。](../../img/guide/drops/drops8.png)
使用後は容器の先端をきれいなガーゼなどで拭き取り、必ずキャップをしましょう。
のどの痛み予防のために、マスクをしたりスチーム吸入器を使用したりするのもよいでしょう。
点眼薬の使用方法[小児]
![ポイント1-手を十分に洗いましょう](../../img/guide/drops/drops9.png)
眼に雑菌が入らないように、点眼薬をさす前に十分に手を洗いましょう。※気をつけていても、点眼後に眼の周りを触ってしまう可能性があるため、子供も一緒に手を洗うようにしましょう。
![ポイント2-子供の頭を仰向けに固定しましょう](../../img/guide/drops/drops10.png)
子供を大人のひざの上であお向けに寝かせましょう。
※子供が嫌がる場合には両足の太ももで子供の頭をはさみ、頭部をしっかり固定しましょう。
![ポイント3-下まぶたに1滴落としましょう](../../img/guide/drops/drops11.png)
子供の下まぶたを引いて、下まぶたに1 滴落とします。
特に指示がない限り、点眼後は1〜2分静かに眼を閉じるようにしましょう。
また、容器の先が眼やまつげに触れないように注意し、使用後は容器の先をきれいに拭き、しっかりとキャップをしましょう。
坐薬の使用方法[小児]
![ポイント1-子供をあおむけに寝かせ、両足を持ち上げ足を押さえましょう。坐薬のとがった方を肛門にあててからゆっくりと挿入しましょう。](../../img/guide/drops/drops12.png)
子供をあお向けに寝かせましょう。膝をまげるように両足を上に持ち上げ、足を押さえましょう。あらかじめ、坐薬の先端を手で暖めて少しやわらかくしたり、水で濡らしたりした後、坐薬のとがった方を肛門にあててからゆっくりと挿入しましょう。
大人の人差し指の第一関節が入るくらいまで直腸に押し込むと、ストンと吸い込まれるような感じになります。そこまで入れることが大切です。
![ポイント2-坐薬を入れてから1〜2分間はティッシュで押さえて、坐薬が出てこないことを確認しましょう。](../../img/guide/drops/drops13.png)
坐薬を入れてから、1〜2分間はティッシュで押さえて、坐薬が出てこないことを確認しましょう。
数分後にもう一度、坐薬が出ていないことを再確認しましょう。
※便と一緒に出てしまうことがあるため、できるだけ排便後に挿入するようにしましょう。
肛門の近くには知覚神経があるので、坐薬は知覚神経がないところまで挿入しないと、便がつかえているような感じがして息んでしまい、薬を出してしまうことがあります。できるだけ排便をすませてから、奥まで挿入しましょう。
公園前薬局(東京都)薬剤師 堀 美智子 先生
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