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正しい服用していますか?

薬の服用について

薬の服用方法

「お薬と病気のなるほどライブラリ」ちょっと難しそうなお薬や病気のおはなし。イラストでわかりやすくお伝えします。
薬を水またはぬるま湯で飲むのは、薬を飲みやすくするためと薬の吸収をよくするためです。
薬によっては、ジュース(柑橘系、特にグレープフルーツ)、牛乳などで飲むと効き目が変わってしまうことがあります。
また、水なしで飲むと、喉や食道の途中で薬が張り付いてそこで溶けてしまい、食道炎や潰瘍を起こすことがあります。
薬はコップ1杯くらいの水またはぬるま湯で飲むようにしましょう。ただし、腎臓や心臓の病気などで水分を制限されている方、 水を飲むとむせてしまったり、うまく飲み込めなかったりする方などは、湿性錠やOD錠などほんの少しの水で飲める薬に変更 するなど他の工夫が必要なこともあります。また子供に苦い薬を飲んでもらうときは水ばかりではうまくいかないことが あります。薬剤師にご相談ください。

服用のタイミング

服用のタイミング
薬は、回数や量、時間など指示されたとおりに忘れずに服用することが大切です。薬によっては服用時間によって効果が大きく変わります。
決められた用法・用量どおりに服用しにくい場合でも、自己流で変更して服用せずに、薬剤師にご相談ください。

薬を服用した後は、自分の体をチェックしましょう

自覚症状は服用した本人にしかわからない大切なことです。

皮フ ●かぶれ ● 内出血(アザ)
● かゆみ ● 発疹
目・鼻 ● 見えにくい ● 目がチカチカ
● 目がかわく ● 鼻づまり
心臓 ● 動悸
尿 ● 夜中に何度もトイレに行く
● 尿の出が悪い
便 ● 便秘 ● 下痢
● 出血 ● 便の色が黒っぽい
「お薬と病気のなるほどライブラリ」ちょと難しそうなお薬や病気のおはなし。イラストでわかりやすくお伝えします。
精神神経系 ● 眠気 ● 気分が沈む
● 不眠 ● イライラ
● 口内炎 ● 歯ぐきのはれ
● 声がれ ● 歯ぐきからの出血
● 口がかわく など
● 胃の痛み ● 吐き気
全身 ● だるさ ● 立ちくらみ
● むくみ ● 筋肉痛 など
服用前にはなかった症状が服用後に現れた場合には、薬のせいかどうかわからなくてもすぐに医師や薬剤師に相談しましょう。また、服用後しばらくした後に現れる副作用もあるので気をつけましょう。
このような副作用は、薬を服用したら必ず出るというものではありませんし、誰にでも出るというものではなく、その人の体質や服用したときの体調によっても異なります。
【監修】医薬情報研究所/株式会社エス・アイ・シー
公園前薬局(東京都)薬剤師 堀 美智子 先生